『Easy Tempo』シリーズや数々のリミックス作品で知られるGak Satoがgiuliano Fujiwara(ジュリアーノ・フジワラ) ミラノメンズコレクションのために過去5年間に渡り、書き下ろしたサウンドトラックを再構築したアルバム。 ともにミラノを拠点として活躍する音楽家とアパレルブランドのコラボレーション作品である。 ミニマリズム、洗練されたイメージを残しつつ、アバンギャルドでモダンなコレクションを展開する ブランドの精神を忠実に表現した音楽になっている。 アートワークは、ジュリアーノフジワラ クリエイティブディレクター である松村正大氏によるもの。 シンプル、かつ、デザイン性の高い美しいパッケージが音の世界観をより一層広げている。
● 現役の音楽家で、かつファッションショーの評論(特に、ショー音楽)をやっており、 東京に関しては2003年SS以来ほとんど総てのショーを観ている。 という立場から私感を申し上げますが、Gak Sato氏の、特にジュリアー ノ・フジワラに提供している ショー・ミュージックの水準は、それ単体としても、服とのマリアージュとしても明らかに傑出しており、 それは東京水準ではなく、4都総てを見渡しても、 ランバンに於けるアリエル・ウィズマン、プラダに於けるフレデリック・サンチェス以外に 肩を並べる物件は見当たりません。 特に重要な事は打率で、所謂外れ年がなく、一定以上の水準をキープしている。 という力量は素晴らしく、今回のように作品がアイテムとして独立させる意義を持つ、 数少ない音楽家だと言えるでしょう。
--- 菊地成孔(音楽家/ファッションショー評論)
● Read between the sounds. 一つ一つの音に対する鋭さ、ポップセンスもさることながら、 「音と音の間」から見えてくる世界観を堪能できる作品です。 時空を音でデザインするマエストロ Gak Satoの傑作がまた一つ。
--- Tatsuya Oe (Captain Funk)