ポップスマエストロとして日本音楽界を現在進行形で支える音楽家・谷口尚久の6年ぶりのセカンドミニアルバム。 極限まで研ぎすまされたエレクトロサウンドと、自身によって演奏された生楽器のグルーヴが交差する意欲作。 5拍子のダンストラックなど自由で挑戦的な技法を試みつつ、仕上がりはあくまでもポップな印象を残す、 まさにテン年代のインストポップ作品。
一切の無駄をそぎ落としたシンプルかつクールなインストの集大成。
写真家・作家の藤原新也氏原作の映画『渋谷』に使用された楽曲を含む10曲を収録。 来るべき未来のドライビングミュージック決定盤!
●『音の海』
三年前に書いた『渋谷』というノンフィクョンがこのたび 映画化されユーロスペースで公開された。
この映画の製作途中、あるきっかけで谷口尚久さんの作られた曲を耳にし、 一発で惚れこんで使わせていただくことになった。 実際に上映された映画の中では重いテーマが このアンビエントテクノチック、そしてグルービィな音の海よって中和され、 よい効果を上げていた。
映画の中の音楽の良し悪しは劇場で公開されてはじめてわかるものじゃないかと思う。
最初に耳にした時の、あの快感が一過性のものではないことにあらめて感じ入った次第だ。
---藤原新也 (photographer & artist)
●谷口くんの創り出す音は清潔で、歌ごころがあって、聴いていて、とても気持ちが良いのです。
---片寄明人 (Chocolat & Akito, Great 3)
● 今回の作品、谷口さんの緻密で丁寧ないつものプロダクションに加え遊び心が満載だなあと感じました。
目一杯楽しんで作ったんだなって音がたくさん詰まっています。
---TSUTCHIE (SHAKKAZOMIBIE)