Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
昨日、配信で何か見ようと思って見ていたらエリック・ロメール監督作品が見られるようになっているのを知った。とてもびっくりしました。監督が亡くなった時の追悼上映が日本では最後の機会と書いてあったような記憶があった。検索してみたら、チケットぴあのサイト にこう書いてありました。2010年の記事。
------------
ロメール作品は日本でも人気が高く、過去に何度も特集上映が行われてきたが、本年度で日本における上映権利が終了する作品が多いため、本特集は、現時点でロメール作品をスクリーンで鑑賞できる、最後の機会となる。
------------
そこからさかのぼること10年近く。2000年頃。
私が最後にエリック・ロメールの作品を劇場で見たのはその頃、高田馬場ACTミニ・シアターだった。ここは座席がなくて、なんと座椅子。年末だったかお正月すぎだったか、お客さんはほとんどいなかった。三本立て、だんだん疲れてきたので寝っ転がって、ウトウトしながら見た。こんな見方は冒涜の極みかもしれないけど、普通に座って何度か見たあとなので許して欲しい。このあと本当に劇場ではもう見られないのかな。先のぴあの記事の見出しには?がついてたけど。
配信にて見るのはやはり集中力が持たない作品はどうしてもある。「海辺のポーリーヌ」はまたの機会にすることにした。いつか劇場で公開するかもしれないし。
代わりに何を見たかというと、Netflixオリジナルドラマ「極悪女王」。一気に見たがとても面白かった。メインの役者さんはもちろん、どの人もぴったりだった。昭和の興行というなんとも言えない胡散臭さ、適当さが充満していて良い。しばらくしたらまた見たい。
これを見ていて思い出したのが山田太一の女子プロレス題材のドラマ「輝きたいの」。今井美樹が新人、三原順子はなんだかスケバンの役だった。悪役レスラーだったのかな。ちゃんと見ていないので詳細はわからない。これ見たいなと思って検索したらテレビ局のサイトに少しだけ情報があった。
今井美樹の女優デビュー作!
当時、バリバリ現役だった本当の女子プロの選手たちも先輩役で出てるとのこと、見てみたいです。
写真:自宅郵便受けに投げ込まれていたエキストラ募集のちらし。直前までどうしようかなーと思って結局行かなかった。こんなキャストの作品なら行けば良かったな、としみじみ思っています。