Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
5月22日の記念日のタイトルを切っ掛けにつらつらとしたためます。
『ショートケーキの日』
幼少期のころは洋菓子よりも和菓子のほうが好きでした。その頃は緑茶やほうじ茶も好きだったので、どちらかというと舌が和風な子供だったのかもしれません。
唯一洋菓子で食べられたのはチョコレートを使ったケーキでした。今は甘いもの全般が大好きです。しかし砂糖も摂取しすぎるのは身体にとって良くない位は理解しているのですが止められません。
甘いものと言えば『松蔵ポテト』というメーカーがあって、そこの「パンプキンワッフル」はとても美味しいです。かぼちゃで作ったクリームが柔らかいワッフルに包まれ上品な甘さが口いっぱいに広がります。しかし公式サイトの商品紹介には何故か載っていません。デパートではたまに見かけたりするので数量限定の商品なのかもしれません。
『抹茶新茶の日』
前述の様にお茶が好きな子供でしたが、何時しかお茶だけではなく珈琲も飲むようになりました。今はむしろ珈琲のほうが飲む機会は多いのですが、疲れた頭をクールダウンさせたい時はお茶、とくに緑茶を飲みたくなります。お茶の飲み方は別にこだわりはなくただ茶葉を急須にざざっと入れ、最初にお湯をちょっとだけ入れ軽く蒸した後は残りのお湯を注ぐだけ。作法もへったくれもない淹れ方ですけれど。
緑茶以外ではプーアール茶やそば茶なども好きです。紅茶はほとんど飲まなくなりました。かつてベトナムに長く滞在した時に飲んだハス茶を日本でも口にすると、当時の記憶がよみがえります。
『うなぎの未来を考える日』
鰻は好物のひとつで無性に食べたくなる時があります。でも土用の丑の日は特にこだわったことはありません。鰻は食べたい時に食べる、それに限ります。鰻はいろいろな食べ方がありますが、以前に某老舗の白焼きを誤って醤油漬けにしてしまうという失態を犯してしまい、泣く泣くそれを食べた経験もあり、やはり代表的なタレの染み込んだ鰻重が一番好きです。
また鰻重だけではなく鰻の串も好きです。新宿駅西口の思い出横丁にある『鰻 カブト』というコースが基本の店があり、そこでは色々な部位の串焼きが堪能でき、近くに住んでいたときはフラッと立ち寄ったりしていました。今は新宿から離れた場所に住んでいる為に行く機会が無くなったのが残念です。
浜松名物の定番うなぎパイは昼に食べても普通に美味しいです。
『たまご料理の日』
卵を使った料理はまず外れがありません。お手軽な食材なのに和風にも洋風にも巧くマッチし、焼いてもよし煮てもよし揚げてもよし生でもと変幻自在。栄養価も高く無敵な食材の一つなのではないでしょうか。こだわらなくてもちゃちゃっと調理できるので、ぐうたらな人にはうってつけです。ただし私は体質的に生食する場合は新鮮なものでないとお腹を壊してしまうので、よっぽどのことが無い限り火を通して食します。卵かけご飯や生卵を乗せた牛丼は格別なのですけどね。なので生卵が添えられたつくねやすき焼きも注意が必要です。
『カニカマの日』
カニカマは食材の中でも不思議な立ち位置の様な気がします。カニ好きが手軽に食べたい時に食すのか、練り物好きのちょっとした味変として食すのか、あるいはカニカマ自体が好きなのか。悩みます。ところで私の実家では、昔からあまり練りものを食べる習慣が無かったと母の証言でわかりました。たしかに馴染みのある食べ物であったという記憶がありません。せいぜい正月のおせち料理に入った、彩りを良くするための紅白のかまぼこ位でした。それに対して連れは大の練り物好きなので、今はありふれた食べ物になりました。わさび醤油はもちろんの事、わさび漬けとの組み合わせも格別です。
『禁煙の日』
毎月22日は禁煙の日ということらしく由来は「2」のかたちが白鳥のようなので、スワン→「吸わん」にかけているそうです。なんかタールまみれのオディールを思い浮かべてしまいました。
禁煙は割と得意な方で最長は約10年位続いたでしょうか。あとは短い期間を数回試みています。アルコールはあまり強い方では無いのですが、以前はほぼ毎日飲んでいました。ところが最近はその欲求がなくなり、全くと言ってよいほど口にしていません。酒の席ではもっぱらノンアルコールビールです。それと同時期にふたたび喫煙するようになりました。なにかしら「毒」を体内に取り入れたい衝動に駆られてしまう体質なのかもしれません。
タバコと言えば中国やベトナムなどの国々では、人の懐にはいる為のコミュニケーション ツールのひとつに、1本振る舞うという習慣があります。それだけ喫煙率が高かったのかと。現在はどうなのでしょうか。日本でも喫煙人口が多かった頃はきっとそんな感じだったのではないでしょうか。しかし昨今はすっかり嫌厭される存在になりました。
再び「毒」に関してですが、1981年に出版された『OMIYAGE』というYMOの写真集がありました。その本の中で三人が各々インタビューを受けている記事があって、正確な言い回しは覚えていませんが、坂本龍一氏が甘くないケーキは美味しくない。だから砂糖という毒は必要であるみたいな事を言っていました。まさに作曲にも「毒」の存在が鍵になっていると思います。何かしらのやり方を用いて添加する。それによって面白さが生まれる。それは美醜を判断する材料にはなりませんが、音楽を構成する上で必要不可欠な要素なのではないでしょうか。
その他にも、
国際生物多様性の日、ガールスカウトの日、サイクリングの日、ほじょ犬の日、M22 IPLの日、夫婦の日、デルちゃん誕生の日、ラブラブサンドの日などの記念日があるそうです。