Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
『読書週間』
10月27日から11月9日の二週間は、読書を奨励し、本の重要性を強調するために設定された週間との事。戦争の影響で一時期、廃止されていたこともあったらしいです。現在はスマホで手軽に読書が出来るようになったので、より文字が身近になったのではないでしょうか。私も電子書籍が普及してからは、ほとんど本を買わなくなりました。ただ図板や画像が多い本は、iPadなど大きなディスプレイで見なければなりませんが。
『レントゲンの日』
この日は、医療の分野で重要な発見をした、ヴィルヘルム・レントゲンが(正体不明という意味で名付けられた)X線を発見した日。その後、医療診断に大きく影響したのは承知の事実です。X線を出すときに使われるクルックス管という真空管は、オーディオ機器に使われる真空管とは、難しいことはわかりませんが、構造が違うらしいです。
マニア向けのオーディオ機器や、音楽を作るための機材にも、真空管を使った物が数々存在します。今は実機ではなく、拡張機能(プラグイン)として、各社各機種をシミュレートされたものが出ています。安価でそれらのサウンドを体験できるようになりました。ただし実機を使ったことがないので、どの程度再現されているかは、分かりかねますが。雰囲気を感じることができます。
今年もブラックフライデーが続々と始まってきているので、その手のプラグインを懲りずに買うことになりそうです。
『ボイラーデー』
元々は汽罐(きかん)協会が(現在は日本ボイラ協会に改名)、かつてこの日に火の神を祀る「ふいご祭」を行っていたという由来から、「汽罐祭」として1936年(昭和11年)に制定されたとのこと。後に「ボイラーデー」と改称されました。
ふいごは鍛冶場だけではなく、楽器にも種々使われています。一部紹介すると、オルガン、アコーディオン、バグパイプ。それと雅楽に使われる、細い竹が17本、円を描くように並んだ笙です。
子供の頃、雅楽はあまり好まず、特に耳に刺さるような篳篥の音が苦手でした。後に興味を持つようになり、耳を傾けられるようになりましたが。前述の笙は、息を吐いても吸っても音を出せるので、音が途切れることなく、クレッシェンドとデクレッシェンドを繰り返すことが可能です。その性質から常に隙間を埋める役目を担い、非日常的な空間を演出しています。
『信州地酒で乾杯の日』
8の形が乾杯に似ていることから、毎月8の日を記念日としているらしいです。元々私はあまり強くはない方だったのですが、なんだかんだで、ほぼ毎日嗜んでいました。もっとも最近は、口当たりの良い日本酒をはじめ、ビールも殆ど口にしなくなりました。今は宴の席では、もっぱらノンアルコールビールを飲んでいます。
ところで日本酒は、おおよそ2000年以上前から日本で醸造されていたそうで、醸造する技術は、中国から伝えられたとされています。古代から現代まで日本では、お祭りや儀式などで使われており、日本の文化と深く結びついています。
お祭りや儀式といえば、様々な文化でも同様に、まつりごとで重要な存在でした。神に感謝し、そして神に近づく手段として。
なかでもその利用方法がユニークなのが、2022年のイグノーベル賞美術史学賞を受賞したラドバウド大学の元教授ピーター・デ・スメットとニコラス・ヘルムート両氏が1986年に記述した『古代マヤ文明における浣腸の儀式の学際的アプローチ』という科学論文があります。この論文によると、マヤ文明ではアルコールを口からではなく、浣腸によって体内に取り込んでいた可能性があると説明されています(吃驚)。それらを証明するような、陶器やら彫刻に描かれたものが複数発見されています。デ・スメット氏はその可能性を証明するために、実際に自らの身体を使って、実験を行ったようです(さらに吃驚)。また終了が発表された、TBSで放送されている長寿番組『世界ふしぎ発見』でも、かつてそのようなクイズが出題(30年以上前?)されていたのを思い出しました。
他にも、
11月8日はスッキリ美腸の日、おもてなしの心の日、鍋と燗の日、立冬、世界都市計画の日、立冬はとんかつの日、夜なきうどんの日、ココアの日、湯たんぽの日、いい歯の日、いい歯ならびの日、刃物の日、八ヶ岳の日、いいお肌の日、信楽たぬきの日、徳島県れんこんの日、いいおっぱいの日、堅あげポテトの日、いい泡の日、いい大家の日、きらきらベジ・ケールの日、水循環に思いをはせる日、梱包の日、とよかわ大葉「いい大葉の日」、いいパートナーシップの日、e-POWERの日、いいパックの日、歯ぐきの日、歯ブラシ交換デー、ホールケーキの日、生パスタの日、薬師縁日、レントゲン週間、年金週間、ダブルソフトでワンダブル月間、などがあるそうです。