Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
先日、タワーレコードの新宿店でmeltear(メルティア)という美少女アイドルデュオのCD発売記念イベントに出かけてきました。
コロナ対策もあり、握手やサインではなく「特典ブロマイドお渡し会」なんですけど、アクリル板越しとはいえ、2人が順番に30秒づつくらい話しかけてくれます。100人以上並んでいたけど、一人ひとりにていねいに応対している。
ぼくも正直に言いました。
「最近ファンになったばかりで、まだテレビやネットでしか見たことないんですけど、今度絶対に会場で生で見ますね!」
「絶対来てね! もう憶えたわよ!」なんて。
もちろん常連らしきファンには「また来てくれたの! あ〜いつもありがと! 何枚買ってくれんの?」とか親しげに友達っぽく話しかけられて、うらやましいの〜。
左が「なつぽい」と、右が「中野たむ」という女の子ふたり。妖精みたいに可愛いでしょう。
この2人が、ついこの前までは、血みどろになって殴り合っていたなんて、信じられないなぁ〜。。。
(2分くらいから)
てことで、meltearは、女子プロレスのタッグチームですね。
プロレス界、格闘マンガの世界などで、よくあることですが、ライバル、敵同士だった相手とボロボロになるまで戦って、お互いブッ倒れて「ふっ。なかなかやるな」つて、認め合う仲、親友になり、タッグチームを結成するという経緯。
っても、仲良く並んで、一緒に歌まで歌うようになるとは、プロレス見てない人には、ちょっと考えづらいですよね〜。
2人はスターダムという、いま女子では日本最大のプロレス団体に所属していますが、ほんとうに美しいレスラーが多くて見どころあります。もちろん試合もしっかりしている。世界的にも評価されるレベルのリアルなアスリートたちです。
私と同世代の中高年からすると、マッハ文朱やビューティ・ペアの時代から、クラッシュギャルズの時代まで見てきてるから、むしろ女子プロレスラーがアイドル化して歌を歌うのは当たり前のように思ってる方もいるでしょうけど、そんなことないんです。
あれは昭和の時代の、プロ野球選手や女子ボウリング選手まで、人気アスリートがみんなレコード出してた時代があったからこそで、今はめったにスポーツ選手が歌でデビューすることないですよね〜。大谷翔平も八村塁も歌わないじゃん。
女子プロレス界でも、歌ってCDをリリースする人は、もうめずらしい時代になってたんです。だからこそmeltearがCDデビューしたのは、選ばれた存在というインパクトもあるし、新時代を象徴する意味のあることなんですね。
長年プロレスを見てきてるぼくも、女子レスラーのCD発売イベント行ったのは2000年代初頭に、当時モー娘。をヒットさせてた、つんくプロデュースによる、4人組女子レスラーユニット「キッスの世界」のイベントに行って以来だった。あれから20年以上か〜。
キッスの世界に所属してたレスラーの中には今や40代後半になっても、いまだに現役レスラー続けてる人もいて、meltearが試合でそれをネタにして抗争を仕掛けたりするのも、長年見てきてるファンには特にわかりみが過ぎる楽しさだなあ〜。
(2分10秒くらいから)
いや、長年つって古参ぶっても、ほんとに生観戦もずいぶんごぶさたしているので、そろそろまた行きます!(弁解している)