Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
この文章が公開される頃には本番が始まっているので、もうネタバレOKだと思いますが、11月23日から渋谷シアターコクーンで上演されております、松尾スズキさん作・演出「ツダマンの世界」という演劇作品に、私が一瞬、静止画写真によるカメオ出演しております。
↑ この予告動画には、特に私は写ってません。
↑ この動画は本文と関係ありません。
まあ、そういうのは劇を見に来られた方で、私を知ってる方だけ、わかる人にはわかるシークレット・サプライズでもよいかとも思いますが、見に行かれない方にも、いちおう、そんなことも起きた年末だった、とだけお伝えしておきます。芝居の内容についてはご覧になられてから、てことで。
私の役柄(てほどじゃないですが)は、チェンソー(電気ノコギリ)を持ったマッド・サイエンティスト的設定の博士。
ずいぶん前に、松尾スズキさんが松尾貴史さんと松尾ふたり会みたいな芝居があって、稽古の最中に貴史さんのほうが「かとうけんそう、、、かとうチェンソー」みたいなダジャレを言ってたのを思い出してのキャスティングだったんだそうですよ。
松尾さんも古い友人ですが、その思い出などはいつか別に書く機会もあると思いますので、連想はチェンソーのほうに向かいます。そういえば最近チェンソーは流行ってるそうじゃないですか。
少年ジャンプの「チェンソーマン」というマンガが、アニメ化されて大ヒットしている。なんてタイムリーな(関係ないけど)。悪者をチェンソーで引き裂く、怖いヒーロー物。ちゃんと見てないですが。
チェンソーといえば、我々昭和世代が思い浮かぶのは、ホラー名作映画「悪魔のいけにえ」(原題・ザ・テキサス・チェーンソー・マサカー)ですね。テキサスの田舎町に現れるチェンソーを持った殺人鬼レザーフェイス。「チェンソーマン」の作者も、この映画に影響を受けているそうですね。
私も詳しくは把握してませんが「悪魔のいけにえ」は大ヒットした後、時代ごとに続編やリメイク版が製作され、シリーズ全部で9本くらいあります。まあ類似関連作品含めると、もっとあるか。チェンソー物というジャンルになってますね。
ところで私はプロレスのマニアでもありますが、プロレスの世界では、ホラー映画に出てくるキャラクターを勝手にパクった怪奇レスラーは数多い歴史があります。このチェンソーを持ったレザーフェイスというキャラクターも当然のようにパクられました。
私がレザーフェイスの試合を生で見たのは1994年、IWAという団体の川崎球場での試合でしたが、まあ、ほんとのチェンソーを持って、映画そのままの感じでブンブン振り回しながら客席になだれ込んで、みんな震え上がって逃げ惑い、ぼくも必死に逃げました。まあ、ほんとは刃を取ってあるとか、当たってもケガはさせないような工夫はあるんでしょうけど、怖かったな〜。回転音だけでも肉体が切断される図が想像される。
私の亡き妻の実家に行くと、亡き義父が畑仕事で使っていたチェンソーもあるんですが。そろそろ裏山の木でも伐採したほうがよいのでは、とも思いますが。いや、やっぱり恐ろしくて手が出せないですね。。
では最後に、そのアニメ「チェンソーマン」のテーマ曲に、本物のチェンソーの音をミックスした人の動画をアゲておきます。昔からノコギリで演奏する人とかもいましたよね〜。