Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
さて、暖かくなり過ごしやすくなってきましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか? 今回も特に文章で書くべきテーマは見つからないので、最近聴いて良かった音楽を紹介していこうと思います。
ベルギーの男女デュオの今年出たアルバム。
音の隙間がたくさんあるスッカスカのFunk がクセになります。
曲によってエレクトロと生楽器を行ったり来たりで音像のバランスもとても好み。
アートワーク含めビジュアルもカッコイイ。
まさにリリースされたばかりのEP。ズンドコブレイクビーツで始まる Delilah montagu とのデュエット曲がツボだった。
この他にエレクトロっぽい曲も良かった。
韓国系のカナダ人アーティストの1stアルバム。
こういうインディーポップはなんだかんだ言っても結局耳に留まってしまう。
この人曲が良いしね。しかしカナダのシンガーソングライターは本当に良いのが多い。
アメリカのfuture funk のプロデューサーの新譜。
過去に日本の80s シティポップをサンプリングとかしてるんですよねこの人。
アヴァランチーズの系譜という感じかな。何曲か良い曲がありました。
これは正確にはまだアルバムは出ていないんだけど(出るの5月だそう)先行して出ている音源が興味深くアルバムが楽しみ。sam gendelが自宅で11歳の少女とセッションをしたものが作品になるとの事。少女は特に音楽教育を受けていないという事なんだけど確かに危うい瞬間というのがあってそれが音楽に良い緊張感とオリジナリティをもたらせている。ロバートワイアットにも通じる様な世界観。
2年ぶり4作目。今回はオランダまで行ってベニーシングスとガッツリ組んで制作したとの事でアルバムを通してソフィスティケートされポップ度が上がっている。まあそりゃそうか。
以前のザラッとした感じも良かったんだけどね。
去年出たMadlib とfour tet のコラボアルバム。
最近よく聞いています。
Madlibのいつものドープなカオス感をfour tet が上手くまとめて洗練された音像に。
ニュージーランドのSSWの新作。4AD、ジョンパリッシュのプロデュースでイギリス録音なんだけどDirty Projectors 辺りのアメリカンロックのニュートラッド的な音像に近いのが面白い。楽器の音全てに存在感があってカッコ良いです。
流れていたラジオで偶然『さよならクレール』を聞いた時に衝撃を受けた。
この人の存在は前から知っていたけどこのアルバムで突き抜けましたね。
力でねじ伏せる様なパワーと説得力。
ビートのエッジが立ちまくりで格好良い。