Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
今回は主に作曲の時に愛用している、ステーショナリーグッズを4点紹介してみようと思います。
最初に紹介するのはA4サイズの用紙がきっちりと収まるペーパートレイです。ストックできる枚数は100枚。ミニマルなデザインなので視線に入っても威圧感がありません。本体はスチール製なのである程度の重さがあり、しっかりと机の上に鎮座してくれます。メモを素早く取れるので重宝しています。
これは五線を引くための転がすタイプのスタンプです。以前、ボールペンの芯が5本横並びに固定された、やはり五線を引くためのペンを持っていました。しかしそのペンは線と線の間隔がひろく、インクの出もあまり良くなかったので使っていてとても不満でした。しかしこの「コロコロ五線スタンプ」は五線の太さ、および線の間隔が丁度よく、ファンシーなデザインとは裏腹に中々の優れものです。また上記のA4ペーパートレイとの組み合わせは抜群です。
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次は角が28ヶ所もある消しゴムです。文字も勿論ですが音符はとても細かい記号なので、角が丸くなった消しゴムだと接地面が大きくなってしまい、訂正する必要のない箇所まで消してしまいがちになります。あらたな角を作るために先端を切ったりもしていたのですが面倒です。しかしこのカドケシならば普通の消しゴムとくらべ、メンテナンスもなく修正がしやすくなります。一見もろそうな形状ですが、よほど強くこすらない限り千切れることは無さそうです。
最後に紹介するのは机の上に置いていてもじゃまにならず、切れ味も良い鉛筆削りです。シンプルな見た目に好感が持てます。削る時は鉛筆のみをくるくると回すのではなく、右手に鉛筆を持ち時計回りに、左手に鉛筆削りを持ち反時計回りに、同時に回転させながら削るのが、個人的には好みです。本体が小さいので削りカスがすぐたまり、それをゴミ箱に捨てるときの充実感も早々に味わえるのがまた良いです。
音楽を作る作業のほとんどはコンピュータ上でおこなわれますが、まだまだアナログの道具も手放せません。フレーズの断片や楽器の組み合わせ、音階やハープのチューニングの決定など。これらはいきなりコンピュータ上で打ち込みながら考えるよりも、紙面上で試行錯誤する方が私の場合は性に合っているようです。