高校２年生の杉並花音（古田愛理）は、幼馴染で同級生の大田大和（本田響矢）から告白される。しかし花音は、恋に恋していただけで、本当に大和が好きなのかハッキリしない。そんな花音を見かねた友人の千尋が、未来を占ってくれる“☓☓（ばつばつ）さん”という悪魔に会いに行こうと郊外の廃工場に誘い出す。☓☓さんとは、廃工場の出勤簿に☓☓さんと書くと、悪魔がやってきて一つだけ真実を教えてくれるらしい、というコックリさんのような女子の好きそうな噂話。花音と大和は、千尋に誘われ友人たちと放課後、肝試し気分で廃工場に繰り出した。☓☓さんを口実に花音と大和を二人きりにする千尋の計らいだったが・・・